2017年12月22日

つみたてNISA対象ファンドは128本に!運用実績、資金流入実績が、投資初心者の不安を取り除く役割に期待

— つみたてNISA対象商品(ETF除く)は、指定インデックス113本、アクティブ運用等15本で、計128本に。 — 対象商品128本の11月末時点残高は1.7兆円、2017年1-11月の資金流入額は+4,000億円に迫る。 — つみたてNISA対象商品の運用実績、資金流入実績が、投資初心者の不安を取り除く役割に期待。

つみたてNISAの投資スタートを2018年1月に控え、今回のドイチェ・リポートHighlightsでは、つみたてNISAの対象商品について現状をまとめることにします。金融庁のウェブサイトには対象商品の最新版が掲載されており、12月6日には弊社の「ドイチェ・ETFバランス・ファンド」を含む計3本が新たに加わりました。同日時点でのつみたてNISA対象商品(ETFを除く)は指定インデックス投資信託が113本、それ以外のアクティブ運用投資信託等が15本で、合わせて128本となっています。以下では、これらの128本について、残高推移や資金フローのトレンドなどを見ていきます。
http://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/tsumitate/target/index.html

つみたてNISA対象商品におけるタイプ別 純資産残高の推移(2010年1月~ 2017年11月)

11月末時点におけるつみたてNISA対象商品の純資産残高は、合計で1兆7,229億円まで急拡大していますが、依然としてETFを除く株式投信の3%に満たない水準です。このうち指定インデックス投資信託が7,259億円、アクティブ運用投資信託等が9,969億円となっています。以下につみたてNISAの商品要件を掲載しましたが、信託報酬の水準とマーケット全体を幅広くカバーした指数に投資することが要件となる指定インデックス投資信託に対して、アクティブ運用投資信託等には残高や資金流入等の条件が課されています。平成28事務年度「金融レポート」にも記載されている「質の高いアクティブ運用投資信託」を普及させるための要件であると考えられます。

つみたてNISAの対象商品の要件
(出所:内閣府告示、金融庁資料等を基にドイチェ・アセット・マネジメント(株)資産運用研究所が作成)

つみたてNISAの対象とする指数一覧
(出所:内閣府告示、金融庁資料等を基にドイチェ・アセット・マネジメント(株)資産運用研究所が作成)

そういった意味では、アクティブ運用投資信託等が15本のみというのはいかにも少ないですが、資金流入額で見ると、2017年に入ってアクティブ運用投資信託等が優勢となっています。2017年1-11月は128本で+3,959億円の資金流入額があり、このうちアクティブ運用投資信託等15本が+3,247億円を占めています。この背景として、積立投資ではない資金も多いと見られる一部の人気ファンドの影響が大きいと考えられますが、全体感としては、つみたてNISAの要件を満たす商品がファンド選びにおいて一定の効果を持ち始めていると言えそうです。

つみたてNISA対象商品におけるタイプ別 純設定額の推移(2010年1月~ 2017年11月)

最後に、つみたてNISA対象商品における個別ファンドの残高ランキングを以下に掲載します。残高上位ファンドの中には古くから運用されているファンドも多く、資金流入に加えて基準価額の上昇を伴う形で、残高を拡大させてきたという経緯があります。指定インデックス投資信託の場合は新規設定でも参入可能ではありますが、つみたてNISAの要件を満たすファンド群がこうした実績を収めていることは、新規投資家の不安を取り除く上でも、大きな役割を果たせるのではないかと思われます。

つみたてNISA対象商品における純資産残高ランキング(2017年11月末時点、上位30ファンド)

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